『エッセイの書き方: 公募で賞が獲れるおもしろい文章の秘密』【電子書籍】


 さて、キミが本書に目を通してみようと思った理由は、なんだろう? 文章を書くのが好きだから、もっとうまくなりたいとか。逆に、ヘタだから、なんとかしたいとか。プロのエッセイストになりたい。ブログをやっているので、もっとウケる記事が書きたい。あるいは、学校で課題が出て、職場で……。いずれにせよ、いまよりはレベルアップしたいわけだ。その向上心さえあれば、本書はきっと役に立つ。

 サブタイトルに「公募で賞が獲れる」とあるのは、いいかげんなことを言っているんじゃない。本書では、評価の高かったエッセイの一部を本人の許可を得て収録、こまかく解説してある。これは編集者やライターが集まるメーリングリストでおこなわれた公募において、いちばんに選ばれた投稿作品だ。これを見た編集部からの連載依頼や「単行本の編集者とそちらに行くので、会って欲しい」というオファーまであったというもの。

 反響がある文章は、ちゃんと計算して書かれている。なんでもそうだが、お手本となる型がなければ、練習のしようがない。個性なんてものは、基本の型が使いこなせるようになるころには、自然と出てくるものだ。それに、わざとらしい個性なんかなくても、他人におもしろいと言われる文章は書ける。本書を読んで身につけて欲しいのは、そんな基本的な文章力と意識のもち方だ。他人から評価されるエッセイには、一定の法則がある。

 本書では、他にも、エッセイでよく取り上げられる題材についてどう書けばいいか具体的に述べている。そこが理解できれば、あとは自分にあてはめて応用するだけだ。小学生が書く「遠足の思い出」も、ファッション・モデルが書く新ブランド立ち上げのパーティーに行った話も、基本的には変わらない。

 では、「働く女性」がお題なら、キミはどう書くか少し考えてから、このあとの文章を読んでくれ。
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