ホーム・パーティーでは、いつもとちがったお酒でムードを出したいものですね。そんなときのために簡単でおいしいカクテルを紹介します。ポイントはシェーカーを使わないロングカクテルにすることです。
ウォッカ・ベース:スクリュー・ドライバーの作り方
ウォッカ 45ml
オレンジジュース 適量
無色透明で味にクセがなく、香りもほとんどしないウォッカはカクテルのベースとして重宝します。とくに、フルーツ系のジュースと相性がいいと言えるでしょう。
代表格がスクリュー・ドライバー。昔、若い女性は男性にすすめられてもスクリュードライバーだけは飲んではいけないと言われていました。理由は口当たりがよく、どんどん飲んでしまうけど、じつはものすごく強いお酒だから、というものでした。銘柄にもよりますが、アルコール度数は50%もあります。
ウォッカの分量は45mlが基準。オレンジジュースの割合を変えれば、簡単に度数の調整ができます。家で飲むときは、こまかい分量を気にせず、氷の上から好きなだけウォッカを入れ、オレンジジュースを入れて、ステアしましょう。
※ステア:軽くかきまぜること。
スクリュー・ドライバーとは「ねじ回し」の意味です。即席でこのカクテルを作った労働者がねじ回しでステアしたのが名前の由来とされています。
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ジン・ベース:ジン・バックの作り方
ドライジン 45ml
レモン(ライム)ジュース 20ml
ジンジャーエール 適量
ドライ・マティーニやギムレットなど、ハードボイルドでカッコいいカクテルのベースに使われるジン。しかし、そうしたショートカクテルはやはり腕のいいバーテンダーがいるお店で飲みたいもの。
家で飲むときは、飲みやすいジン・バックがおすすめです。作り方は簡単。ジンジャエールで割って、レモン(またはライム)をしぼります。なきゃないでもなんとかなります。
ジンをウォッカに変えると、有名なカクテル、モスコミュールになります。どちらがいいかはお好みですが、お酒の味や香りがハッキリ出るジン・バックの方がやや大人と言っていいでしょうか。ジンのアルコール度数は40%が標準なので、ウォッカよりは軽めですが、強いことに変わりはありません。
ジンには、ストレートで飲むようなボンベイ・サファイアや辛口のタンカレーといったブランド(銘柄)がありますが、家で飲むカクテル用なら、定番のビーフィーターあたりがいいでしょう。
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ラム・ベース:キューバ・リブレの作り方
ラム 45ml
ライムジュース 10ml
コーラ 適量
ラムは海賊のイメージが強い中南米のお酒ですが、甘口なので、カクテル初心者や女性にも飲みやすいお酒です。
香りや味がキツくない方がよければ、ホワイト・ラムという選択肢もあります。ホーム・パーティーなら飲み方は自由。コーラ以外にも、ジンジャエールやオレンジジュースで割っても、フツーにおいしいです。
有名なカクテル「キューバ・リブレ」(キューバ・リバー)はラム酒のコーラ割り。元祖は「バカルディ」を使ったものだそうです。
【ラム酒】バカルディ ゴールド 40度 750ml ⇒ 詳細はこちら
ロングカクテルはタンブラーの大きさで度数が決まる
カクテルというと、足のついた逆三角のグラスをイメージするかもしれませんが、あれはショートカクテル用です。ロングカクテルはタンブラーと呼ばれる背の高いグラス(いわゆるコップ)を使います。
正式には10オンスのタンブラー(300ml)を使いますが、店では細めの8オンス(240ml)もよく使われています。
家でカクテルを作るときのお酒の割合は自由ですが、タンブラーの大きさでだいたいの度数が決まります。先に氷を入れておいてから、お酒をそそぎましょう。
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