京都に行ったら、ぜひ訪れたいのが「京の台所」と呼ばれる錦市場商店街です。現役の市場であり、商店街でありながら、観光スポットにもなっています。
錦市場商店街は京都の中心部にあって、アクセスも便利なので、どこかに行くついでに寄れます。市外の人にも訪れて欲しい錦市場商店街の特徴を写真を交えて紹介します。
京都のド真ん中にある錦市場商店街
京都市街が碁盤の目にように区切られていることはご存じでしょう。目抜き通りとして東西に走っているのが四条通です。南北に交わるのが河原町通や烏丸通になります。
東に鴨川が流れる四条河原町から四条烏丸にかけてが京都最大の繁華街となりますが、その四条通の1本北の錦小路(寺町通と高倉通の区間)に錦市場商店街があります。
錦市場商店街は京都の雰囲気タップリ
わずか3メートル強のせまい道をはさんで、120以上の店舗がひしめきあっているのです。この道のせまさや歴史を感じさせる店のたたずまいがまさに京都です。
錦市場商店街の歴史は江戸時代(1615年)の魚市場にまでさかのぼれるそうです。現在に近い形になったのは昭和のはじめ。いまでは外国人観光客の姿も多く見られます。
錦市場商店街にはおいしい食べ物がいっぱい
せっかくの市場をながめるだけで通りすぎるのはもったいないです。いわゆる京野菜や京漬物がならんでいるので、他で手に入りにくい食材をゲットしましょう。
また、縁日の屋台のように、その場で「買い食い」できるものもたくさんあります。店先で会話しながら購入できるのも、昔ながらの商店街の楽しみのひとつです。
京都らしいショッピングを
京都は神社仏閣をはじめとする観光名所がたくさんありますし、町屋など昔の日本を味わえる風景も魅力です。それと大都市らしい有名ショップが共存しています。
同時に、和を感じさせる食の都でもあるわけです。その台所である錦市場商店街を通り過ぎる手はありません。わからないことは店の人に訊いて、京の買い物を楽しみましょう。
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