第39回浅草サンバカーニバル・パレードコンテストは、再延期が発表されました。
新型コロナウイルスの感染拡大のためであり、収束後に協議の上で、開催予定日が決まります。
わかりましたら、当サイトでもお知らせする予定です。
浅草以外のサンバ・イベントの情報は下のページにまとめています。
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第39回浅草サンバカーニバルの開催日程(スケジュール)や当日の見どころを紹介します。
当初、2020年9月26日が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から延期が発表されました。
いまのところ、2021年9月25日(土)での開催を予定しています。
例年は8月開催でしたが、東京オリンピック・パラリンピックの延期にともない、秋の日程になりました。現時点で、コロナ禍が収束したわけではありませんので、予定は流動的と思った方がいいでしょう。
ここから先の情報は、浅草サンバカーニバルについて予習しておきたい人向けに作成しています。
【注意】以下の情報は、過去のデータに基づくものです。今後の状況しだいで、大幅に変更される可能性があります。
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浅草サンバカーニバルは毎年約50万人が訪れるお祭りですから、観覧にもコツがいります。
ネット上にある浅草サンバカーニバル関連の情報は、かなりガセネタが多いです。そういうものに惑わされないよう、見に行くにあたっての基本的な考え方をお伝えします。
なお、浅草サンバカーニバル パレードコンテストの特徴(そういう意味での「見どころ」)は下のリンク先の記事後半に記していますので、ご覧ください。
浅草サンバカーニバル開催日程と時間帯(タイムスケジュール)
浅草サンバカーニバルは例年8月の最終土曜日におこなわれます。
※2020年(延期)~2021年の開催は東京オリンピックの関係で、9月の最終土曜日を予定。それ以降は未定。
台風のきやすい時期ですが、小雨は決行されます。
また、浅草サンバカーニバルがおこなわれる時間帯は午後1時から6時です。この時間設定は絶妙で、前後に食事ができますし、大阪あたりからなら日帰りで見にくることも可能です。
オープニングは、コミュニケーションリーグといって音楽隊などが登場します。パレードコンテストは1時半から。合間には、テーマ・サンバ・リーグ(企業チーム)もあります。
パレードはコンテスト形式で2部に分かれるのですが、下位にあたるS2リーグが先、そのあとS1リーグになります。昨年の順位が低いチームからスタートします。
参考までに、前回(2019年)の審査結果ページにリンクを貼っておきます。
浅草サンバカーニバルのコース
(参照元:浅草サンバカーニバル公式サイト | 開催マップ)
浅草サンバカーニバルのコースは馬道通り(うまみちどおり)の二天門の少し南をSTARTし、雷門通り(かみなりもんどおり)のすしや通りでFINISHとなります。
つまり、北から南へ進み、吾妻橋交差点で右折して、東から西へと進みます。逆L字型の進路です。1チームが40~50分かけて通過します。
では、どの位置で見るのがベストなのでしょうか。これに関して、ガセネタも多く出回っています。場所取りの際には、自分の目的や以下の点を意識して決めるとよいでしょう。
(1)パレードの見栄え
(2)パレードの見やすさ(撮りやすさ)
(3)観覧時間と利便性
(4)注意点
パレードの見栄えがベストな観覧ポイント
まず、「パレードの見栄え」というのは、どの位置、角度から見るのがいちばん迫力があって、見ごたえがあるるか、全体がよく見えるのか、といったことです。
この点で、ベストなのは、吾妻橋交差点の南側です。自分に向かって正面からパレードが向かってきます。さらに、目の前を横切り再度からも見られるのです。
ところが、この吾妻橋交差点付近は「パレードの見やすさ(撮りやすさ)」といった点からは、最悪です。ようするに、激戦区で報道関係者を含めたライバルが大勢います。
いくら最高の角度だといっても、何重にもできた列のうしろからでは見えません。
パレードをよく見るには、1列目、悪くても2列目を確保する必要があります。
パレードの見やすさ(撮りやすさ)がベストな観覧ポイント
常識的に考えるならば、吾妻橋交差点は捨てて、比較的すいている場所をさがし、できるだけまえで見る、という作戦をとることになります。
1番まえやそれに近い環境なら、迫力あるパレードが見られます。また、多少ななめの角度にはなるでしょうが、ある程度正面からパレードが向かってくるところも見られます。
とくに、カメラで撮影するのが目的の人は、列のうしろで必死に手を伸ばしたり、周囲からギュギュウ押されたりする状況では、まともな写真が撮れません。
ただ、カメラの撮影で言うと、まえの人たちがすわってくれているところは、そのうしろで立っている人たちの最前列につけられれば、望遠レンズを使って撮影できます。
トイレは貸してもらえない?
浅草サンバカーニバルは約5時間ありますから、全部見たい、長時間見ていたい、ということになると、トイレをはじめとした利便性の問題があります。
トイレはこうしたイベント時、一般の店では使用を断られることがほとんどです。お客として入るのでないなら、松屋などのデパートか公衆トイレを利用することになります。
浅草は観光地ですから、公衆トイレが比較的あります。水分補給に必要な自販機とあわせて浅草寺なら確実です。商店街の自販機はけっこう売り切れになってしまいます。
利便性のことを考えると、浅草寺のあるコースの内側で見る方がおすすめです。馬道通りの西側、雷門通りの北側です。外側で見る場合は、トイレ等の位置確認を忘れずに。
浅草サンバカーニバルの場所取りのコツ
長時間、カーニバルを観覧するなら、場所取り用のブルーシートやレジャーシート、簡易のイスは欠かせません。トイレのこともあるので、何人かで見に行くといいでしょう。
当日に場所取りができるのは、交通規制後。開始の1時間ぐらいまえからです。ただし、場所取りのための場所取りをして歩道に陣取っている人が10時まえから大勢います。
場所取りに関しては、ただ、早く行けばいいというのではなく、交通規制後に要領よく行動しなければ、最前列すら確保できません。まわりは場所取りになれた人ばかりです。
また、冷静に考えて欲しいのですが、パレードがはじまるまえに、すでに3~4時間もじっと待っていることになります。本番のパレードを楽しむ体力が残っているでしょうか。
浅草サンバカーニバルを観覧する穴場スポットは?
考え方としては、べつに最初から見なくったって、浅草サンバカーニバルが盛り上がる後半(S1リーグ)や目当てのチームにねらいをしぼって見るプランも有効です。
いずれにせよ、場所取りするほど早く行けない人は、ついてから、すでにいる見物人たちのすき間で、いい場所をさがすしかありません。となると、穴場がないか気になります。
可能ならば、日陰が確保できるところがいいでしょう。太陽の動きを考えれば、馬道通りの西側が有力です。もっとも、歩道のわきに高い建物がなければ、意味ありませんが。
いずれにせよ、浅草サンバカーニバルは真夏の炎天下でおこなわれますから、暑さ対策は必須です。帽子やタオル、ドリンクなど忘れたら、目も当てられません。
浅草サンバカーニバルは「特設招待席」という有料席で見る手もある
さて、ここまで馬道通りの西側が比較的よさげに書いてきましたが、落とし穴があります。START地点から、かなり長い距離にわたって、「特設招待席」になっています。
特設招待席が切れても、馬道通り側は歩道が広くありません。フツーの通行も困難な状況になっています。そうして、しばらく行くと、吾妻橋交差点が待ちかまえています。
つまり、馬道通り西側は見やすいポイントではあるものの、おいしい範囲が限られているというわけです。言い換えると、おいしいところは「特設招待席」だということです。
そこで、いっそ「特設招待席」で見るというのがお金に余裕のある人にはおすすめです。事前に個人協賛という形で6000円程度払うとすわれる事実上の有料席です。
浅草サンバカーニバルの観覧でさけた方がいいスポット
無料観覧で、さけた方がいいスポットを記しておきます。
吾妻橋交差点の内側は、まず、無理と考えていいでしょう。雷門の交差点までは観光客も含めて、ごった返しています。
雷門通りの北側は基本的に時間がたてばたつほど、位置取りがむずかしくなります。もともとは浅草サンバカーニバルが目的ではない通行人の観覧が増えるためです。
ことに審査員席のあるテントから西、FINISHエリアにかけては、最後のひと盛り上がりがある場所のせいもあって、時間が遅くなるほど他人の頭しか見えません。
ちなみに、このあたりの南側は「特設招待席」です。いい位置である証拠ですね。
場所取りに自信があるなら、盛り上がるのが確実な場所をねらうのがいいでしょう。
浅草サンバカーニバルで写真撮影するときの注意点
浅草サンバカーニバルのパレードはカメラの被写体としても魅力的なものがあります。こまかい撮影テクニックに関しては他にゆずりますが、主な注意点を記しておきましょう。
最大のポイントは、光を考えた位置取りをすることです。たとえば、馬道通りの東側など晴天時は光が強すぎ、設定以前に、肉眼で被写体をとらえるのにも苦労します。
また、浅草サンバカーニバルでは、スタンバイエリアでの撮影が禁止です。当該エリアで撮影し、注意されている人たちを見受けます。人気のチームほど何度も注意が入ります。
ダンサーたちも撮影にふさわしい表情をしてくれるわけではありません。そんな場所で撮ろうと労力を使うぐらいなら、正式な撮影可能エリアでいい場所をさがしましょう。
浅草サンバカーニバルのベストな観覧スポットまとめ
ここまで述べてきたことをまとめると、ベストな観覧スポットは──
パレードの見栄えから言うと、吾妻橋交差点の南側や雷門通りのFINISH直前付近。
ただし、これらはよほど気合を入れて場所取りしないかぎり、見やすさは最悪。
見やすさや利便性を考えると、馬道通り西側の特設招待席から少し南のあたり。
あとは、目的と当日の状況しだいです。お祭り気分を味わいたいなら、馬道通りより雷門通りの方が道幅も広く雰囲気が出ますし、曇り空なら日照りは気にする必要ありません。
場所取りせずに見はじめる場合、一発でいい場所を見つけるのは至難ですから、何回かの移動をへて、ポジションを確保しましょう。人の動きの多い場所がねらい目です。
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