「会社を辞めたい（やめたい）」「仕事を辞めたい、変えたい」と思ったら、とれる方法は４つある。辞めずにすむ方法も含め、なにができるか見ていこう。
１．会社を辞める
２．社内を変える
３．自分を変える
４．生活を変える
会社を辞める
「会社を辞めたい」から会社を辞める。転職する。いちばんシンプルでわかりやすい方法だ。この場合、まず考えることは、すぐ辞めたいのか、辞められるのかどうかだ。
「ブラック企業でこのままでは過労死する」「自殺を思いつめている」といった緊急性の高いケースもあれば、やめたくてもやめられない事情や辞めたあとの不安もあるだろう。
社内を変える
「会社を辞めたい」と思うからには、辞めたいと思う原因があるのだろう。代表的なものを挙げれば、仕事内容、給与や待遇への不満、人間関係の悩みなどがある。
こうした原因が取り除かれるのであれば、会社を辞める必要はない。部署の異動や仕事環境が改善されるよう提案してみるのだ。会社全体の問題なら、外部に相談する手もある。
自分を変える
人間関係の悩みに関しては、自分のメンタル（心のもち方、考え方）を変えることで、ストレスを軽減することができる。相手が悪いのだとしても、自分を守ることが大切だ。
仕事に関しては、スキルをアップさせることでも状況が変わる。営業成績が悪くて上司に怒鳴られるのがイヤなら、営業成績を上げる。もちろん、簡単ではないけれども。
生活を変える
「恋人ができたとたん、それまで灰色だった人生がバラ色になった」といった話はよく聞く。恋人がいても灰色の人もいるだろうが、趣味をもつとか仕事以外の環境を変える。
副業によって収入が増えれば、辞めたい理由がなくなるかもしれない。逆に、支出を減らす方法もある。いっそ物価の安い海外で暮らすとか（結果的に転職することになるが）。
本心で辞めたいなら自分に合った形を
ここまで読んで気づいたかもしれないが、４つの方法は互いに関連をもっている。スキルアップして転職するとか、引っ越しする（生活を変える）と気分が変わるとか。
なかには、「会社を辞めたい」「仕事を辞めたい、変えたい」が口グセになっている人もいる。本気で辞めたいなら、辞めたあとを考えつつ、辞める時期を見極めることだ。