リード文を書くときは目標規定文を活用しよう


 紙媒体、Webメディアやブログの記事を書くときには、リード文をつけることが多い。いわゆるリード文が見た目上存在しない場合でも、書き出しをリード文と考えればいい。

ライティング 画像

 よく文章は書き出しが大事と言われるが、これは書き出しをリード文にしようということだ。見出し(タイトル)で興味をもってくれた相手を引き込むのがリード文だ。

目標規定文は英語のシーセスにあたる

 読者を惹きつけようとすると、広告コピー的な文章を書いてしまう人がいる。そうではなくて、目標規定文から文章を書きはじめるのがいい。ところで、目標規定文とはなにか?

 論文の書き方を記して、ベストセラーかつロングセラーとなった『理科系の作文技術』で著者の木下是雄が提唱した造語。目標規定文は英語のシーセス(thesis)に近いと言う。

 では、「シーセス」とはなにか。孫引きになるが引用しておこう。

 主題に関してあることを主張し、または否定しようとする意思を明示した文。

  (引用元:理科系の作文技術 | 目標規定文

 我々流の言い方をすれば、目標規定文(シーセス)は「要約」である。文章は要約から書きはじめるのがいい。そして、意見文は究極「賛成」か「反対」か述べるものだ。

目標規定文のブログへの活用例

 あるお題で文章を書くよう命じられたとする。それが「犬」だとして、どういう切り口で書くかが「主題」である。切り口は好きキライ、生態、飼い方などさまざまある。よい文章を書くには主題の設定が重要になるが、それだけでは文章の方向性がわからない。そこで、「主題+賛成/反対」を述べたのが目標規定文だ。

「以下の文章では、犬はかわいいという意見(主題)に対して賛成であることを述べる」

 という感じだと思えばいい。ただ、これでは内容と文体(論文調)が合っていない。そこで、ブログの文章などでは、こういうふうに書きはじめるのがいいだろう。

「犬ってカワイイよね!!」

 あとは、なにがどうかわいいか書くわけだ。
 
 
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