コンテンツ・マーケティングにおける2つの方向性


 Webサイトやブログにコンテンツ・マーケティングの考え方を導入しようというときに、方向性が2つある。コンテンツ・マーケティングについて解説している文章を見ていると、ことわりもなく、2種類のうちの片方にかたよっていることがほとんどなので、注意が必要だ。

娯楽型コンテンツ・マーケティング

 従来の映画やTVがおこなわれていたコンテンツ・マーケティングをWebに応用したもの。簡単な例をあげると、自社サイトにおもしろ動画などをアップして、話題を集めようというもの。動画以外でもかまわない。

 (参考)映画やTVに見るコンテンツ・マーケティングの成功例

 これまで、企業サイトのコンテンツというと、自社のTVCMをアップするような例が多かった。そうじゃなくて、まったく無関係な動画その他である。だからこそコンテンツ・マーケティングが注目されているわけだ。

 これがたとえば、YouTubeなどへ個人がアップしている動画に広告をはるというのであれば、制作者が個人とはいえ、企業側の発想としてはTVCMを出すのと変わらない。コンテンツ・マーケティングでは、自社サイトに呼び込む点が大きくちがう。TV局そのものをやるような感じだ。

情報型コンテンツ・マーケティング

 娯楽型のコンテンツ・マーケティングが自社の商品やサービスとは無関係のコンテンツであることに本領があるとすれば、情報型のコンテンツ・マーケティングは自社の商品やサービスと関連の深いコンテンツを提供することが基本になる。わかりやすい例だと、洗剤メーカーがお洗濯情報を自社サイトに載せるような場合だ。

 SEOだとかアフィリエイトだとかブログ関連の文脈で、コンテンツ・マーケティングという言葉を出てくるときはこちらをさしている。我々が『ブログの書き方』で強調している「コンテンツを重視したブログ」というのも、こちらの考え方だ。これをわざわざコンテンツ・マーケティングと呼ぶのは、関連が深いとはいえ、コンテンツじたいでは、企業色、宣伝色を消す方が効果的だからである。

【参考文献】
 『ブログの書き方 稼ぐ文章と収入の作り方』

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 映画やTVに見るコンテンツ・マーケティングの成功例


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