売上の受取でリフティングチャージを取られないように!新生銀行も無料から有料へ


Amazonで電子書籍が個人出版をできるKDPやGoogleから広告収入を得られるグーグル広告を扱っている人の利用が多い新生銀行がリフティングチャージを有料化する。

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リフティングチャージがよくわかっていない人は、この記事後半の解説をどうぞ。

新生銀行のリフティングチャージは2000円に

「Amazon KDP」や「Google Ads」(グーグル広告)は売り上げが発生すると、その対価はアメリカから振り込まれる。そのため、リフティングチャージの安い銀行が好まれる。

新生銀行では、2019年12月16日(月)より、海外・国内からの外貨建て送金または円建て外為被仕向送金事務手数料(リフティングチャージ)となる。

改定後は、受取通貨が「円」の場合、2,000円が手数料として、差し引かれる。つまり、「Amazon KDP」や「Google Ads」から送金された額から2,000円を銀行に取られる。

なお、「上記のご資金やご資金の受取前残高のいずれも送金事務手数料に満たない場合は、送金依頼人さまにご返金させていただきます」としている。

詳細は下記のページでどうぞ。

 ⇒ 新生銀行 | 【外国送金を受け取るお客さまへ】外為被仕向送金事務手数料の改定のお知らせ

今後の選択肢はソニー銀行一択か

これまで、新生銀行はリフティングチャージ無料を打ち出していたので、KDPやグーグル広告で副業(あるいは本業)収入を得ている人に利用者が多かった。

新生銀行ができた当初は、ハゲタカ・ファンドが日本を食い物にしたあげく作った銀行だったので、印象が悪かった。そのぶん、サービス拡充などをしてきたのだが。

ちなみに、外国送金をお受け取り時点のステージが「新生プラチナ」「新生ゴールド」の場合は、1件につき、2,000円をキャッシュバックするプログラムを予定しているらしい。

しかし、永続的なプログラムかは不明。そもそも、そんなに資産がない人もいるだろう。

となると、現時点でまだリフティングチャージ無料のソニー銀行に乗り換えるしかない。

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売上の受取でリフティングチャージを取られないように

ここからは、リフティングチャージの解説だ。

リフティングチャージは「円建て外為被仕向送金」といって、海外からの円建て送金、国内非居住者からの円建て送金のことだ。

「着金手数料」とも言われる。自分の口座に海外から振り込みがあったとき、銀行に取られる手数料のことだ。振り込む側の手数料とはべつに、受け取る側が手数料を取られる。

リフティングチャージは国内の振込手数料とはケタがちがう

個人でも、FXで為替の取引をしたり、アマゾンやアップル、グーグルといった海外の企業のサービスを使って、個人出版や副業をしたりするときは関係してくる。

個人出版で電子書籍を登録すると、売上が発生したさいの振込先を登録するよう指示される。これは登録者名と同一名義の口座なら、ふだん利用している国内の口座でかまわない。

かまわないんだけど、それだと、リフティングチャージを取られるケースがほとんだ。通常の手数料表には載ってないケースが多いので、ほとんどの人が知らない。

国内の取引では、通常、受け取る側に手数料はかからないし、こちらから振り込む場合でもせいぜい数百円だ。ところが、リフティングチャージはケタがひとつちがうんである。

リフティングチャージは通貨を両替しなくてもかかる手数料

電子書籍を1冊売って得られるロイヤリティは数十円とかなのに、それを振り込んでもらったら、100倍ぐらいのリフティングチャージを取られるんである。ンなアホな。

ま、そんなわけだから、銀行はこっそり、ないしょな感じでやっていて、金額も銀行ごとでまちまちである。ネットで検索するか窓口で問い合わせてみよう。

最近はFX投資をやる人が増えたので、ちょっとは知られるようになってきたが、リフティングチャージはもともと、為替がらみの話なんである。

輸出入企業はもちろんのこと、留学生や外貨がらみの投資をする人なんかにかかわってくる。為替のように通貨を両替しなくてもかかる手数料なんだ。

リフティングチャージが安いのはネット専業銀行か外資系の銀行

こまかい仕組みはわからなくてもいい。ようは、このリフティングチャージが安い銀行や無料の銀行があるってことだ。ネット専業銀行や外資系の銀行に多い。

したがって、海外からの送金(受取)がある人は、そういう銀行を登録しないと損だよって話。ついでにいうと、海外の送金するケースでは、相手方が取られることになる。

ネット専業銀行や外資系の銀行は、利用状況によって口座維持費がかかったり、引き出すだけで手数料を取られたりすることがある。リフティングチャージ以外も要チェックだ。

いろいろな銀行を比較して、自分の利用のしかただと、金を受け取って引き出すまでにいくらかかるのか計算してみることだ。少々めんどうだけどね。
 
 
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